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2008年 10月 22日
さくらのお迎えをきっかけに始めたこのブログですが、
その後、さくらのPBFD陽性が判明して 図らずも、さくらと過ごした1年8ヶ月を通しての PBFDの闘病記録となりました。 新しい家族「じった君」をお迎えするにあたりまして、 今後、この病気の情報を求めて、こちらに来て頂いた方の為に PBFDの情報が多くの方の目に止まるよう、 このブログはログとして残していきたいと思います。 #
by ka-_toritama
| 2008-10-22 21:23
| かー日記
2008年 10月 17日
PBFDは早期の発見で、免疫力を高める治療を開始する事により
陰転の可能性が高くなると言われていますが、 身体症状のはっきりしない発症前にPBFDを発見する事は なかなか難しい事だと思います。 ここまでのさくらを振り返って、またネット上での体験談等を読ませて頂いて 発症前の疑わしい項目を自分なりに考えてみました。 主観的な部分もありますので、あくまで参考意見として読んでいただけたら幸いです。 1)くちばしの変形・爪の異常 さくらはおそらく外部からの刺激で欠けたりした状態でなく、 生まれつき、くちばしのふちが少し欠けた様に変形していました。 ↓よく見ないと解らないかもしれないですが、解りますでしょうか?? また小さい頃から、右足だけ爪の血の部分が凝固して黒くなっていました。 爪が黒くなる種類の子ではないので、気になっていました。 2)生後半年以内(ヒナ換羽が終わるまでの間)で頻繁に病院に行くことがある ヒナの段階で垂直感染の子やショップからの感染でお迎えした子は、 元々免疫力が低いため、小さいころから様々な病気にかかりやすい印象を受けます。 3)異常行動を示す? これは小さいころからのさくらを見て感じたことなので、 一概にすべての鳥さんに当てはまらないかもしれないですが、 PBFDに感染するとどうも常に体に違和感があるらしく、 それが攻撃的になる・常に落ち着きない、 などの性格上のサインとして現れて居た気がしています。 結局、さくらの直接の死因は病理解剖してみないと解らないものでしたが、 おそらく一ヶ月間、インターフェロンを休止した事による免疫低下の状態で、 何らかの感染症が併発した事によると思われます。 以前から、もしさくらの最後の時が来たら、 きちんと最後まで原因を追及しよう、と考えていたのですが、 最後の一ヶ月間、生きようと必死に病気と闘っていたさくらの姿を見ていると これ以上さくらには何も望む事が出来ませんでした。 初期の段階で、私にもっとPBFDに対する知識があれば、という想いは 今でも消える事がありません。 このブログが今後、PBFDに対する不安を持つ沢山の鳥飼いさん方の目に止まり、 お役に立てることを祈っています。 そして一日でも早くPBFDへの治療が確立されたものとなるよう願っています。 最後に、さくら達への治療でお世話になりました二人の担当医様、 ブログを通してさくらへの応援や助言を送って頂いた皆さんに、 心から感謝の気持ちを贈ります。 本当に有難うございました。 #
by ka-_toritama
| 2008-10-17 21:00
| PBFDに関する記録
2008年 10月 17日
ここからはピックンとピー助の経緯も含めて、お送りします。
■2007年10月〜2008年1月 【2007年10月4日】ピックン・ピー助PBFD検査(一回目) さくらのPBFD陽性の検査結果を受け、 同居のピックン(当時6才)とピー助(当時4才)にもPBFD検査を受けさせました。 10日後の10月14日、二羽共にPBFD陽性反応が出ました。 二羽ともに羽の変化は全く無い状態でした。 【10月15日】さくら・ピックン・ピー助 治療開始 この日から3羽へのPBFD治療として、 週一回のインターフェロン、抗ウイルス剤・抗生物質等の投薬治療を開始しました。 【10月〜2008年1月】安定期 さくらの治療を始めてからは、退羽が進行する事はありませんでした。 この頃は特に病気をする事もなく、元気に過ごしていました。 ■2008年2月〜 【2月前半】 T市を離れ、元のS市に戻ってきました。 それまでお世話になっていたR市の病院から、検査のみこちらの病院で受ける事にして 毎週の治療に関しては、S市内の病院の元同期の先生へと 三羽の引き継ぎをして頂きました。 【2月後半〜3月】 さくらの換羽が始まりました。 この頃から酷く痒みを訴え始め、体中を血が出るまで掻きむしり始めました。 PBFDウイルスの影響で、換羽の際激しい痒みが伴う事がある様です。 ピックンとピー助に関しては、特に変化はなく順調でした。 【4月9日】ピックン・ピー助PBFD検査(二回目) R市の元担当医の元へ、 ピックンとピー助のPBFD再検査 兼、さくらの診断へ行きました。 さくらの痒がる部分に黄色脂肪が見つかり、 高脂血症のお薬と、痒み止めのための抗ヒスタミン剤を 普段の薬に加えて投与する事になりました。 【4月10日】 PBFD検査での、クロアカ孔検体を採る際のショックにより ピー助が永眠しました。 【4月22日】 ピックン・ピー助の4月9日の検査の結果、二羽の陰転が確認されました。 ピックンへの治療はこの日で終了。 2週間休止していたさくらへのインターフェロン治療を再開。 【5月〜6月】 この頃には痒みもほぼ引き、経過がとても安定していました。 羽の調子も今までで一番調子が良かったので、 このまま陰転するかのように思われました。 【6月25日】 翌週に受ける再検査での結果を待つまでの間、 8カ月続けたさくらへのインターフェロンを一旦休止する事に。 4月に2週間、インターフェロンを休止してもかなり安定していたので、 先生と相談の結果、さくらの現在の免疫力に賭けてみました。 【7月8日】さくらPBFD検査(二回目) 【7月28日】 検査結果にて、さくらのPBFD陽性が確認されました。 この頃よりさくら、体調を崩す。 病院での糞便とそのう検査では、特に原因が見られませんでした。 【7月30日】 さくら、様態急変の為、この日のお昼に緊急入院。 夕方には危篤の知らせを受け、さくらと帰宅しました。 夜半、奇跡的に持ち直し、この日から自宅療養が始まりました。 【8月】 7月30日より一日間隔での一週間のインターフェロンと抗生物質の点滴により、 その後しばらくはかなり回復しました。 ちょうどその頃から同時に換羽が始まっていたので、 インターフェロンと栄養剤の点滴を再開しました。 換羽で失ってしまう体力を温存するためか、 この一カ月は食事以外、殆ど止まり木でじっと過ごしていました。 【8月31日】 止まり木に止まる力が無くなり、床での生活が始まりました。 糞がお尻にこびりつくので、周辺の羽を抜く様教わりました。 この頃のさくらの羽は、鞘に入ったままの物を少し引っ張るだけで、 何の抵抗も無くスルスルと抜けていました。 【9月2日】 さくら、明け方に自宅にて永眠しました。 さくらが息を引き取る前日の写真です。 【10月2日】ピックンPBFD検査(三回目) 【10月15日】 検査結果にて、ピックンの陰転が確認されました。 #
by ka-_toritama
| 2008-10-17 16:06
| PBFDに関する記録
2008年 10月 17日
ここでは、さくらのお迎えからの一年八カ月までの経緯を、
順を追って写真で説明します。 ■2007年1月〜2007年9月:お迎えからPBFD陽性反応が出るまで 【1月21日】 生後約三週目の女の子のヒナ、さくらお迎え お迎えした当日ごはんを吐いていたので、翌日病院へ。そのう炎が見つかりました。 【1月30日】 そのう炎完治、メガバクテリアが見つかる その後一週間の投薬により消滅しました。 風切り羽が生えてきました。 【2月08日】肺炎のため入院。三日目に無事退院しました。 【3月】換羽、始まる 長い尾羽が抜けてしまいました。 この頃はまだヒナ毛が生えています。 【4月】 3月に抜けたしっぽがまだ生えてきません。 【5月3日】PBFDの疑惑 ヒナ換羽終了後、ずいぶん羽が薄くなってきました。尾羽もまだ生えてきません。 PBFDの疑いを調べてもらう為、S市内の病院にて診察を受けました。 尾脂線に新しい筆毛がありまた生えてくるので、 PBFDではありませんとの事でした。この日の院長先生の診察では触診のみでした。 【6月15日】初BFD検査、陰性 その後も尾羽が生えてこなかったので、検査をしてもらう事になりました。 この日の検査はBFDの検査のみで、結果は陰性でした。 この頃の私は、BFDの結果が陰性=PBFD陰性という思い違いをしていたため、 その後の再検査に至るまで、さくらの羽が生えてこない原因は解りませんでした。 PBFDとBFDの検査については PBFDに関する記録2:PBFDって?をご再読下さい。 【7月前半】 この頃、さやの中に黒い筋のある風切羽が抜けました。 羽軸内部の血がそのまま固まって黒く見えています。 【8月25日】 この月から半年ほど移住する事になりましたので、 移転先のT市での、最寄りの病院へ転院(一回目)しました。 こちらでも目視の診察によりPBFDではないとの事でした。 黒い筋のある羽に関しては、細菌に感染している疑いが強いとの事で 一週間の抗生物質投与と、ペレットへの切り替え指導を受けました。 【9月24日】初PBFD検査、陽性反応 さくらの2月の肺炎の頃までお世話になった当時の先生が お隣のR市に独立開業されていることを知り、転院(2回目)しました。 この日は、まだ生えてこないさくらの羽の相談に連れていった所、 すぐPBFDの疑いがある事を指摘され、即PBFD検査になりました。 8日後の10月2日に出た検査結果にて、陽性反応が出ました。 この頃抜けた羽です。 発育途中に抜けて鞘に血液が入ったままの羽や、 不自然にねじれた羽がよく抜けていました。 #
by ka-_toritama
| 2008-10-17 12:35
| PBFDに関する記録
2008年 10月 16日
記録の途中ですが、みなさんへ。
ご報告遅くなってすみません。昨日、ピックンのPBFDの検査結果が出ました。 2回目の検査結果でも無事、陰性の結果でした。 まだ今後も何回か検査が必要かもしれませんが、 再発する可能性は低いと思われます。 応援して頂いたみなさん、本当にありがとうございました。。(ノд・。) もし陰性の結果が出たら、ある程度体の出来上がった 手乗りの小鳥さんがもしいれば、お迎えしたいと思っていましたので、 ピックンの結果を受けてすぐに、以前から気になっていた、 近所の神社のお向かいにある小鳥屋さんへと走りました。 そのお店は荒の成鳥さんしか扱っていないお店なのですが、店主さんに 一羽になってごはんを食べてくれなくなったピックンの相談をしてみた所、 すぐ知り合いのブリーダーさんを紹介して頂きました。 そして昨日の内にインコちゃんとのお見合いが決まりまして、 本日、ピックンを連れて小鳥屋さんへ顔合わせに行ってきました。 そして、二羽連れてきて頂いたうち、ピックンと二人で選んだ子を、 本日お迎えする事に決まりました。 ブリーダーさんのお孫さんがとても可愛がっていた、 手乗りの10ヶ月の男の子です。人懐っこいとっても良い子です。 名前は『次男くん』(命名;お孫さん)(笑) ちなみに一緒に来ていたもう1羽の子は『長男くん』。。 お孫さん、長男くん、弟くんは大事に育てるから安心してね^^ だけどだけど、病院で「○○次男くん、どうぞ〜」とかってどうなんだろう・・^^; これからオットと、家族会議しますです。。 皆さん、これからも次男くん(仮)をピックン共々、よろしくお願いします。 PBFDの記録の方はあと少し追加して行く予定です。 完成したら、このブログはPBFDの記録として残そうと思っています。 今後の日記は、新しいエキサイトブログに移転する予定をしています、 今後ともよろしくお願いします。 #
by ka-_toritama
| 2008-10-16 00:02
| 小鳥のまいにち
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